LNGタンクの漏洩検知
DTSは光ファイバがセンサとなるため、現場に電気配線がなく、本質安全が確保できます。
- この特性を有効に活用した代表的な用途として、LNG(液化天然ガス)タンクの漏洩検知システムがあります。
- 同様にして、石油備蓄タンクの発熱・異常温度検知にも適用可能です。
温度監視用光ファイバには低温でロスの増加しない特殊仕様品をご提供しております。
主な特徴
漏洩検知
タンク周囲の環状部分に光ファイバを敷設することにより、万一のLNG漏洩時の温度低下を検出し、警報を出力します。
基礎温度分布監視
タンク基礎に光ファイバを埋設すれば、正確な温度分布が測定でき、地盤の凍結防止や保温ヒータの制御に有効です。
光ファイバ自体を温度センサとして測定対象物の温度分布をリアルタイムに測定するシステムです。 測定対象物に沿って光ファイバを埋設するだけで、数千点の温度計に相当する温度分布データを簡単かつ低コストで得ることができます。