ホットスポット監視
低コストで確実なホットスポット検出を実現
光ファイバセンサ方式は最も低コストで確実なホットスポット検出方法として、各種プラントで数多くの実績を重ね、ご好評をいただいております。 設備全体の詳細な温度分布をリアルタイムに計測・記録しますので、全く新しい概念の運転や保全に関する情報を提供します。
主な特長
- 高温プラントの容器や配管には、内部断熱材剥離、異常反応、冷却不良等によりホットスポットと呼ばれる異常発熱が生じることがあります。
ホットスポットは特に高圧ガス、高温流体設備では、大事故の原因ともなり十分な注意が必要ですが、その偶発性により予測が難しいだけでなく、発生後ですら発見困難なことが少なくありません。 - ホットスポットやその兆候を確実に検出するためには、当該領域全面の温度計測が不可欠です。
しかしながら従来の温度計では、多点温度計測は膨大な信号線とその敷設工事により高コストとなるだけでなく、保守・点検作業の大きな障害となります。 一方、人手による点検では、高所や悪環境、あるいは保温材でカバーされた場所については日常的にチェックすることは困難です。 - 光ファイバ温度分布計測システムによるホットスポット監視システムは、対象表面に適当なルートで光ファイバを敷設するだけで1m単位の温度分布情報が得られ、非常に低コストで広範囲の温度分布が監視できます。
- DTSは独自のループ方式と耐熱光ファイバにより、安定した高温・広範囲の温度測定を可能としました。
また、独自開発のユーザインターフェースにより、確実な監視と装置運転状態の把握を実現します。
光ファイバ自体を温度センサとして測定対象物の温度分布をリアルタイムに測定するシステムです。 測定対象物に沿って光ファイバを埋設するだけで、数千点の温度計に相当する温度分布データを簡単かつ低コストで得ることができます。