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光ファイバポイントプローブ

一本の光ファイバで200点以上の温度監視

光ファイバ方式による温度測定は分布型であり、熱電対方式のような多点型の持つピンポイントの温度測定は通常困難ですが、NK-OPTISではポイントプローブの導入によりこの問題を解決いたしました。
ポイントプローブは光ファイバコイルを内蔵した温度センサで、直列に接続された多数のセンサが広範囲の測定ポイントをカバーします。

200点の温度を測定しても・・・

写真:一本の光ファイバで200点以上の温度監視

写真:一本の光ファイバで200点以上の温度監視

ラマン散乱光強度の温度依存性を利用した光ファイバ型温度分布測定方式の場合、距離分解能に限度があり、正確な温度を測定するためには、最小加熱長が短いものでも2m程度以上必要となり、ピンポイントでの温度測定が困難となります。 ポイントプローブは熱伝導性の良い10cm×10cm程度の金属ブロックに環状の溝を施した本体に3~6mの長さの光ファイバコイルを内蔵した構造です。 光ファイバポイントプローブは直列接続することにより、たった一本の光ファイバで、最大200箇所のポイントの正確な温度測定が可能です。

NK-OPTIS

特長

本質安全 光ファイバが温度を測定します。 現場の電気配線は一切無く、防爆対策は不要です。
低コスト 一本のリード線(光ファイバ)で数百点の温度を測定します。
容易な敷設 全てのセンサは直列接続で、配線はきわめてシンプルです。
ループ方式 独自のループ方式により、多数の接続点や、不連続な温度条件の下でも、常に正確な温度分布が得られます。
光ファイバが断線しても、自動的に両端末から断線ポイントまでの測定を継続します。

用途

主な活用事例

活用事例一覧を見る

写真:石炭輸送ベルトコンベアの異常温度検知

広範囲にわたる温度分布(位置と温度)を高速かつリアルタイムに監視できる光ファイバ温度監視方式を大規模プラントのベルトコンベアシステムに納入しました。

写真:高温蒸気配管漏洩検知

DTSは蒸気配管や高温装置からの高温流体の漏洩検知に最適なシステムを構築できます。

写真:坑井の温度分布計測

DTSは長距離の温度分布を測定できるため、ボーリング坑井の温度分布測定に最適なシステムです。

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