異常温度検知実験
- DTSは一本の光ファイバで広範囲の温度分布を計測するため、理想的な異常温度検知センサとなります。
- 測定された温度分布データをコンピュータ処理することにより、定温型、差動型、分布型、スポット型各種の検出方式に対応します。
- 異常発生箇所が精密に特定できるため、消火設備との組合せでトータルコストダウンが可能です。
異常温度検知実験
実験条件
実験場所 | 消防研究所内実験場(24m×24m×20m) |
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光ファイバ | GI 50/125(φ1.8/1.2金属管入り) |
光ファイバ長 | 全長約400m |
測定周期 | 約11秒 |
熱源寸法 | 直径80cm・高さ30cm |
熱源燃料 | 灯油 |
実験状況
壁面光ファイバ
床面光ファイバ
構成図
側面図
平面図
実験結果
測定データ : 光ファイバ全長の温度分布
測定データ : 火皿上7.5m水平光ファイバの温度分布の変化
光ファイバ自体を温度センサとして測定対象物の温度分布をリアルタイムに測定するシステムです。 測定対象物に沿って光ファイバを埋設するだけで、数千点の温度計に相当する温度分布データを簡単かつ低コストで得ることができます。